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推しに会うために高速バスWILLER EXPRESSでいざ大阪へ!

推しに会うための遠征、交通費を抑えたいけど安心感も欲しい…そんな悩みを解決するのが夜行バス!
この記事では、実際の体験をもとに、WILLERのバスの魅力や利用のポイントを詳しくご紹介。
推しに会いに行く旅をもっと快適に、もっと楽しく!

最終更新日:2025年04月16日 公開日:2025年04月16日
#夜行バス #高速バス #推し活 #ヤコバ #オススメ

 

 

1.はじめに

 

突然ですが、この記事を読んでいる皆さんにも心の拠り所になる【 推し 】はいますか?

今では約8,000億円以上に拡大している「オタク市場」。

そんなオタク市場にとって大切な【 推し活 】は切っても切れない関係ですよね。

もちろん自分の出来る範囲でのヲタ活が良いとされますが、中には「何としてでも推しの輝く姿を余すことなく見たい!!!」という強者もいるかもしれません。

(実際に私はその部類のヲタクで、2024年の観劇/ライブ参戦の現場数は、約150現場でした。笑)

そんなヲタクの皆様の悩みといえば・・・ズバリ《 交通費 》ですよね。

チケット代の高騰に伴い、可能な限りそれ以外の費用を抑えたい…と思うのは、ヲタクとして生きる上ではとても大切なこと。

自分のお財布事情を考えたときに、比較的交通費を抑えることができる【夜行バス】は、ヲタクとして生きていれば誰でも一度は利用したはず。

そんな万年金欠の私が今回利用したのは、女性が安心して利用できる

ピンクのバスで有名な【 WILLER EXPRESS 】。

普段の私は高速バス比較サイトでなるべく安い夜行バスを選んでいるのですが、やはり【 安いけどなるべく安心して推しに会いに行きたい 】というヲタクとしての希望や、《 女性の隣は女性 》《 寝顔を見られる心配のないカノピー搭載 》《 足のふくらはぎ部分を休められるレッグレスト付き 》などの女性に嬉しいシートや機能を沢山用意してくれるWILLERバスを利用することにしました!

今回、私が利用したシートは リボーン ドーム の2種類。

 

 

2.出発!池袋サンシャインバスターミナルから大阪へ

 

3月半ばに推しに会う為にいざ東京⇒大阪へ🥰

往路は【 WX171便/リボーン 】を利用しました。

★乗車区間&行程★23:40発(池袋サンシャインバスターミナル)⇒08:20着(WILLERバスターミナル大阪梅田)

※最新の運行ダイヤは、検索結果ページにてご確認ください。


サンシャインバスターミナル

 

バスの外観に特徴のあるWILLERバスは、沢山のバスが入れ代わり立ち代わりするバス停ではとても目立つので、間違えて違うバスに乗ってしまった...!なんてことも心配なし!

※ただし【 リボーン 】のバス外観はメタリックボディ✨のとてもかっこいい車体でした。

池袋サンシャインは乗り場が広く沢山の夜行バスが出入りするので、電光掲示板を確認しないとそもそも乗り場を間違えてしまう可能性もあるので要注意…!

※また余談ですが、池袋駅から池袋サンシャインバス停までは徒歩15分ほどかかります💦

 

キャリーケースなど大きな荷物を持っていく予定の方は、池袋駅ではなく東池袋駅で下車をする方が短いルートで到着できると思います。

 

 

3.快適すぎる車内!リボーンシートの魅力🚌

 

リボーン

 

実際の車内は通常の4列シートとは違い、3列シートのため座席の間隔もゆったりめ。

身長170cmあるが故に、いつも飛行機や通常のバスでは窮屈に感じる私でもノンストレスでした

※ただし通路は結構狭いので、休憩の際の移動や乗車時に他の方の眠りを妨げないよう要注意!

 

リボーン

 

 

今回、私が座った席は3列シートの一番後ろにある独立席【6C】

 

6C

 

 

・・・とにかく広い。夜行バスってこんなにゆったり座れたっけ?となるぐらいの満足度😃

そして座席にはドリンクホルダー 】【 網ポケット 】【 コンセント 】【 テーブルが完備。
さらに首あて があるのでふくらますタイプの簡易まくらの用意は必要なし!

 

 

 

「夜行バスとは・・・?」「これは宇宙船か何か・・・?」となるような独特の形のシートを見て何故だがわくわくが止まらなくなる体験は恐らく人生で初めてでした(笑)

実際に搭乗したことはないのですが、飛行機だとビジネスクラスを彷彿とさせるようなデザインになってました!(それでも値段はとても低価格!お得!!)

 

何よりも横からの視線を感じなくていいこととリクライニング機能+フットレスト+レッグレストという、夜行バスでメイクを落としてすっぴんになることにより顔を見られたくない…

という女性ならではの悩みや女性特有のヒールのある靴で乗車して、降車時に足がむくんでしまいパンプスがきつい…という足の痛みを軽減させてくれる嬉しい仕様!

 

普段、夜行バスに乗車するときは必ず着圧ソックスを履いて対策をしてますが、その対策をしなくても降車時には足が軽い状態で感動しました😢✨(何なら少しパンプスが緩かった気がします)(ちなみに念のためで着圧ソックスは履いてました)

 

 

 

 

リクライニングシートはほぼフルフラットになる状態まで倒すことができるので、まるでゆりかごの中で眠っているかの様な眠り心地💤💤

夜行バスではありますが、完全に横を向いて寝ることも可能で(シートベルトはきちんと締めてます)他の乗客の方も皆さんリラックスされていました。また、アイマスクブランケットがあるのもポイント

意外とバス車内は寒いこともあるのでブランケットはとても助かります。長さも結構しっかりとあるので、寒さ対策にはぴったりなのも嬉しい!

 

ブランケット

 

コンセントもきちんとあるので「充電がなくなってしまって現地に到着してから楽しめないかも・・・!」なんて心配ご無用。

私の利用した席はコンセントタイプでしたが USBタイプの場合もあります。事前確約/確認は不可となるのでご注意ください。

 

 

4.休憩時間やお手洗いについて

 

夜行バスに乗り慣れている方ならご存じの方も多いかと思いますが、一部のバス会社や路線を除いては基本的に夜行バスにはお手洗いはありません

何度かある休憩で立ち寄るサービスエリアにてお手洗い休憩をすることになります。

今回私が乗車した区間は【 計3回 のサービスエリアで休憩がありました。

※立ち寄るサービスエリアはその時により異なります。

サービスエリアに立ち寄る間隔としては、だいたい2時間に1度ぐらいの間隔でした。

※基本的に長距離運行の場合は、サービスエリアでの休憩の他に、1度運転士さんの交替の時間があるようですただしこの時間は休憩時間ではないので、お手洗いなどには行けませんのでご注意を。

※あまりにもシートが気持ちよすぎた為、2回目の休憩所のみ爆睡していて写真がありません…💦

 

海老名

 

海老名2

 

土山SA

 

 

ちなみに今回利用したのは夜行便ですが、昼便であればサービスエリアで少し買い物をしたり…なども可能です💰💰

サービスエリアでご当地の名物を食べられたり買い物ができるのも高速バスを利用する魅力の一つですよね🍜

※ただし車内への飲食物の持ち込みは他のお客様にご迷惑となるので、ご注意ください。

※夜行便でもお土産屋さんは開いていたので軽くお土産を買うことはできそうでした!

 

そんなこんなでバスに揺られること約10時間…やっと目的地のWILLERバスターミナル大阪梅田 に到着!

 

 

5. WILLERバスターミナル大阪梅田①

 

外観はこんな感じ!

⇩⇩⇩

とてもスタイリッシュな感じの外観!

WILLER大阪梅田

 

バスターミナルがビル内の1階にあるため、ビルに入っている会社へ勤めてる方と一緒の入口から入ることになるので、キャリーケースなどをお持ちの場合は、周りへの配慮もお忘れなく。

ちなみにバスターミナル内にはお手洗いがないので、ビル内にあるお手洗いを利用することになります(個室は2つのみのためとても並びます💦)

また、バスターミナル内では女性に嬉しいパウダールームも完備!

有料/無料タイプ、プレミアムパウダールームと3種類用意があるので、好きな種類を選べるのも嬉しいポイント!基本的には事前予約制ですが、空きがあれば当日直接申し込みも可能です。

※ただし利用出来ない場合もあるので、推しに会うためにバッチリかわいくしておきたい!という方は事前予約が安心です。

 

私は今回、座席運に恵まれて2列目センター席に座ることになってたため、推しに会う前にしっかり完全装備をしたかったのでプレミアムパウダールーム を予約して利用させていただきました💄

名前はプレミアムですが、料金はまさかの 300円/30分 》!!!

お財布にもとっても優しいのでぜひご利用をおすすめします🎶

実際のパウダールームはこんな感じ~

 

 

 

入口では【 左がプレミアム 】【 右が一般のパウダールーム 】となっており、プレミアムパウダールームは【 2部屋のみ 】と特別感が感じられる個室タイプ。

プレミアムパウダールームのみカール / ストレートアイロンの用意(無料なのが嬉しい!)があり、さらにヘアスプレーなどの用意もあるので、個人で持参する必要なし!

大きな鏡もありますが、小さめの両面開きタイプの鏡(しかもライト付き!)があり、女子にはだいぶ嬉しい仕様となってます。

アメニティ(綿棒やコットン)やティッシュも完備されているのでちょっとしたメイク直しにも最適

 

💄パウダールーム予約方法💄

①出発前日に届くメール記載のURL または予約サイト「WILLER TRAVEL」内のWILLERバスターミナル大阪梅田のページより予約へ

②希望のサービスを選択(今回であれば「パウダールーム」を選択)

③「予約サイトはこちら」の箇所をクリック(外部サイトへ遷移します)

④画面の指示に従って、予約内容を選択 ⇒ 内容確認・予約へ進むのボタンをクリック

⑤予約内容の確認をしたら「予約する」ボタンをクリックして予約完了!

⑥お支払いは当日現地決済(現金 / クレジットカード / Pay Payが利用可能)

⑦「プレミアムパウダールーム」利用の方は個室の鍵を受け取り、利用後はフロントへ鍵を返却すればOK!

 

 

6.さあ目的地へ

 

完全装備と準備が完了したらいよいよ大阪駅方面へ!

 

大阪駅

 

徒歩で行ける距離となっており、約10分程で大阪駅入口に到着できました。

到着時間が早かったのでまだ商業施設は開いていなかったのですが、地下にある某有名ファストフード店は営業していたのでそちらを利用しました。

(ちなみにいつも地方へ夜行バスで出向くときには必ずこちらのファストフード店を利用するぐらい夜行バスでの一人旅にはありがたいお店です。笑)

駅自体が充実してるので、他の旅行地と比べてご飯難民や休憩所難民になることも少ないかなと個人的には思います。

到着した時間がちょうど通勤ラッシュの時間帯にあたってしまったので、なかなかにごった返していて移動するのも思っていた以上に大変でした💦

 

ちなみにここからは完全に余談ですが、私が今回訪れる目的地であった梅田芸術劇場 へは大阪駅からだと約15分ほどでした。

今回初めてこちらの劇場に訪れたのですが、劇場内の雰囲気や音響が素晴らしく、都内の劇場を訪れる機会が多い私でも圧巻され、個人的に好きな劇場ランキングの上位に組み込む結果となりました

 

 梅田芸術劇場

 

お目当ての作品を観劇した後は梅田駅をお散歩し、今話題の映画を鑑賞して、大阪のB級グルメである《 ねぎ焼き 》に舌鼓をうった後は、また WILLERバスターミナル大阪梅田 》へ。

 

ねぎ焼き

 

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7. WILLERバスターミナル大阪梅田②

 

ちょうど混み合う時間帯だったようで、朝の風景とは打って変わってとても賑わう館内でした。

 

 

 

 

早めにターミナルに到着したので少しだけ館内を探検しましたが、コインロッカーお土産コーナーもあり、「お土産買うの忘れた…!!」なんてことになっても心配ご無用💪

 

 

さらに初めて遭遇しましたが、手洗い場が外に置いてあるので、わざわざお手洗いに行く必要がなく、ちょっと手が汚れてしまった!なんて時には役に立つのが推しポイントです✨

 

中でも個人的に一番嬉しかったのは、自動販売機が充実している点でした。

夜行バスの乗車前にはあまり水分を取らないのですが、意外と近くにコンビニがないので、飲み物を買うためだけにわざわざ外に出なくてよく、全てがこのターミナル内で済むのはとても嬉しかったです。

(しかも金額もテーマパークなどでありがちな高額設定ではなく、一般的な価格※ただし自販機価格※だったのも嬉しいポイント!)

 

また、旅行で現地を一日満喫した後に誰もが心配になる充電問題もWILLER大阪梅田ターミナルなら心配ご無用!!

個数は多くないですが、きちんと充電コーナーが設けられておりそこで充電も可能。

 

 

コンセントタイプとなりUSBタイプではないので必ずコンセント部分は用意が必要です。

 

待合所は人が多く撮影は出来ませんでしたが、館内で撮影ができた場所のお写真とターミナル内の雰囲気をちょっとだけご紹介します📸✨

実際に各車両にて座るシートのお試しができるようになっていたり、丸を基調としたかわいらしい椅子やテーブルがあり、待ち時間も窮屈に感じることはなく、心地よい空間でバスを待つことが可能です✨
(TVも放映されているので時間つぶしに困る心配もなし!)

 

 

 

準備ができたら、バスの到着アナウンスに従って「出発ゲート」からバス乗り場へ向かいます。

 

 

8.帰りも安心!ドームシートでリラックス🚌

 

復路は大阪⇒東京へ行く【 WX262便/ドーム(独立型)】を利用しました。

★乗車区間&行程★22:30発(WILLERバスターミナル大阪梅田)⇒ 08:15着(バスタ新宿)


 

行きのサンシャインバス停と違い、時間になると案内係の方がバスまで案内してくれるので、時間さえ間違えなければ乗り間違えることは基本的にはありません。

※ただしバス駐車場周辺は結構暗くなっているので、足元にはお気を付けください!

 

WX262便/ドーム(独立型)

 

 

行きはかっこいいメタリックデザインでしたが、帰りは皆さんおなじみのかわいいピンクボディのバスに乗車ができました🚌💕

行きに利用した《 リボーン 》と同じ3列シートなので席幅は通常のバス座席よりも広め。

ただし通路は狭いので、すでに眠ってる方などがいる場合は、ぶつからないように配慮必須!

 

 

今回、私が選択したのは最後列一番端にある独立席

(自席の写真に関してはすでに隣に他の方がいらっしゃったり、リクライニング前の写真がないので最前列の写真で失礼します💦)

 

 

 

 

まさかの前の座席と間隔が空いていて、簡易的な前ポケット+足置き場となっており、逆に前の席がないのでだいぶ開放的でした。

 

行きに利用した【 リボーン 】はほぼフルフラットシートでしたが、【 ドーム 】はそこまでのリクライニング角度ではないものの、通常の座席よりもだいぶ背もたれを倒せるのでぐっすりと眠ることができて大満足でした💤💤

※ただしレッグレストについてはそこまで上がらないので、着圧ソックスの対策などは必要そうでした。

首あて部分はチャック式になっているのでずれにくくなっており、自分の好みの高さに調整ができるのでとても便利でした✨✨

(音が少し響くのでその点は配慮が必要そうですが…)

 

 

また、何より嬉しかったのが《 後ろの方に「すいません。シート倒してもいいですか…?」と聞かなくていい! 》というのが個人的にはいつも「どうしよう…言ってもいいだろうか…」となりがちな私にはとても嬉しいポイントでした!

さらに【 リボーン 】では搭載されていませんでしたが、《 カノピー 》があるため、

寝顔を見られる心配もなし!!!

 

 

そしてさらに驚いたのが、カノピー部分に《 スマートフォンの固定スタンド 》があるという画期的な仕様となっていました📱✨

なかなか寝付けないときにどうしても動画サイトを見てしまったり、ヲタクあるあるかもしれませんが、推しの姿を永遠と見たい・・・などといった時、意外と手元で持った状態だと大変なもの。

しかしこの仕様であれば両手がふさがることもなく、眠る体勢になりながらずっと推しが見れるというまさに【 自分だけのプライベート空間 】が誕生します✨✨

 

 

 

帰りも行きの時と同様、休憩は【 計3回 】あり、サービスエリアでお手洗い休憩をする流れになります。

※帰りは相当疲れが溜まっていたのか乗車してすぐに夢の中に誘われてしまい、休憩所では一度も立ち寄らず・・・(笑)その為写真はありません…無念…。

ぐっすり眠ったまま無事に東京へ到着。

 

帰りは【 バスタ新宿 】で降車し、そのまま帰路につき、次の日も元気に推し活に勤しむ忙しいヲタクとして生きていくのでした…【完】

 

 

9.さいごに📜

 

今回利用させていただき、新幹線や飛行機などの《 お金で時間を買う 》移動手段もありですが、やはりお財布事情が常に厳しいヲタクの味方は【 夜行バス 】一択だと感じました。

その中でも、WILLERバスは、女性特有の嬉しいポイントが沢山含まれているので、あまり夜行バスへの乗車に慣れていない人でも安心して利用が可能だなと女子目線でも感じることができ、今後もぜひ利用したいなと思いました🌝💕

ぜひ記事をご覧いただいた皆様も少しでも気になったら利用してみてください!
ヲタク歴17年、夜行バス歴約7年の推しに人生を捧げている私が、全力でおすすめします!!!!!